AERA with Kids ☓ ミサワホーム
普段は大きなもめごともなく、仲のよい家族でも、子どもの成長とともに学校選びなど教育の重要な曲面に遭遇すると、どうしても気になるのが「夫婦の教育観ギャップ」ではないでしょうか。今回は、そんなギャップを調整し合って、父親の上手なサポートの仕方を考えます。
夫婦とはいえ、それぞれに異なる環境で育っていますから、子どもに対する教育観に多少のギャップがあるのは当然かもしれません。特に学習面では普段の勉強のさせ方に加え、進学、受験という教育の節目に、お互いのギャップを感じることが多いもの。
初めはささいな意見の食い違いでも、そのままにしておくと、修復が難しい事態に進展したり、子どもが心を痛めたり、少なからず家族間に影響を与えることになりかねません。
そうした事態を未然に防ぎ、ギャップを調整するには、まず夫婦で情報を共有することが大切です。ある調査によると、夫に対する満足度の高い妻のほとんどが、「夫と育児について話し合う」と答えていると報告されています。
相手がなぜそう思うのか、子どもの状態はどうなのかなど、話し合いの根拠を共有することが大事になります。母親は普段から見ている子ども習慣や性格、あるいは学校の先生や友だちから聞いたことなどを詳しく伝える。父親は仕事で培った経験や社会的な背景など、話の根拠となる事象をしっかりと話す。
そうした情報共有をすることで、たとえ相手に同意したとしても、それは「妥協」ではなく「納得」となり、お互いの理解がさらに深まって、夫婦ふたりでひとつの教育観を築いていくことにつながるのではないでしょうか。
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