旬の食材を丸ごと活かせるごちそうスープ。栄養バランスが良く、からだにも優しい、おいしさいっぱいのスープです。秋の食卓に、ご家族と楽しんでみませんか。
スープというと、西洋料理の食材を煮込んだエキスの出汁をイメージしますが、世界中には、肉や魚介類、野菜などを使った、さまざまな種類のスープがあります。これからの季節は、旬の、味がよく、栄養をたっぷり含んだ野菜やきのこ、魚介類などの食材が多く出回るようになります。
野菜や魚介類などを入れて煮込んだスープは、食材から出る栄養のほとんどが溶け込んでいるため、栄養バランスにも大変優れて、効率的に栄養を取り込むことができます。さまざまな自然の恵みが凝縮された「おかずスープ」は、体にやさしい料理だといえるでしょう。
栄養がいっぱいつまったスープ作りは簡単です。野菜や魚介類など旬の食材を合わせるだけでおいしいスープになります。旬のものは手に入りやすく安いうえに、体の営みにも合っています。旬の食材を食べることは、体へのやさしい思いやりでもあるのです。
具材をたくさん使えばボリュームが出て、それだけでメインのおかずになります。よく「スープは時間が作る」と言われますが、じっくり煮込むと野菜から甘みが出ておいしくなります。アクを丁寧にすくいながら、スープができるまでの間、キッチンから広がるスープの香りを楽しみましょう。
出来上がったスープを、家族みんなでおいしくいただくためには、食卓に工夫をすることが大切です。例えば、スープ皿を少し大きめにしてはいかがでしょうか。大きな器に入れるとボリューム感もあって贅沢に見えます。また、食材や味に合わせたカトラリーで食卓の演出をすれば、家族に喜んでもらえることでしょう。さらに、スープの色に合ったランチョンマットやクロスなどを合わせると食卓が華やかになり、料理もいっそうおいしそうに見えてきます。
食卓に鍋ごと出し、家族の前で取り分けるのも楽しいものです。取り分けながら、使われている食材についてお子様に話してあげることは食育にもなり、そこからまた新たな話題が広がって、家族のコミュニケーションも生まれることでしょう。そして取り分けた後、食べる直前にさらに一味加えてみましょう。例えば、大人向けには、ラー油をちょっと落とすと、香りが広がり食欲をそそります。また、ハーブやチーズなどで香りや彩りを添えるのもおすすめです。
お子様向けには、卵などタンパク質系のものを足してあげると栄養バランスもさらによくなります。このように、スープはだれにでもおいしく召し上がっていただける料理です。旬の食材をたっぷり使って、おいしい「おかずスープ」を作ってみませんか。
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