成績優秀な子どもの多くは、「早寝早起きし、毎日朝食を食べている」、「毎日の宿題や予習復習をリビングで行い、子供部屋は遊んだり就寝用にしている」という共通点があることが最近の調査でわかってきました。どうやら学力アップの鍵は、学習方法のみならず、規則正しい生活環境にもあると言えそうです。家族とのコミュニケーションを図りながら、一緒に成長できるリビング、ダイニングのあり方を考えてみましょう。
家族の人数よりも少し大きめのダイニングテーブルを用意することで、食事以外の時間は、子どもが絵を描いたり、宿題に励む勉強スペースになります。学校に行っている間は、お母さんの家事スペースとして利用することもできます。 リビングの一角に勉強スペースを設ける場合は、家族の気配を感じつつ勉強に集中できるよう、パーティションなどで仕切るのも一つの方法です。完全に仕切ってしまうと部屋が狭く感じられるので、目線ほどの高さで仕切るのがよいでしょう。
子どもが小さいうちは、配膳台と一体になったカウンターやダイニングテーブルなどが、勉強スペースとしておすすめです。お母さんが家事をしている側で、安心して勉強することができ、今日学んだことを会話を通して復習することができます。
リビングに大きめの本棚や収納を設け、家族で共有するのもよいでしょう。リビングに自分の本やおもちゃがあることで、自然と居場所ができるものです。また、家族の物が一緒に並ぶことで、お互いが今何に興味を持っているかが分かり、話題が生まれるきっかけにもなります。
階段をリビングに取り込むことで、外出時も帰宅後も必ずリビングを通ることになり、自然に家族が顔を合わせることが多くなります。親も子どももお互いの気配を感じ、何をしているのか把握できるので安心です。また、来客の際は、お客様と顔を合わせることになるので、自然とあいさつが身に付くでしょう。家族以外の大人と触れ合うことも社会性を育てるのに有益です。 センターリビング設計は、玄関ホールからリビングへの廊下スペースが必要ない分、リビングや和室など、居室部分を広くでき、収納スペースも確保しやすくなるというメリットもあります。
一日が始まるダイニングは、朝日が入る場所であるのが理想です。朝、太陽の光を浴びることで、体内時計がリセットされ、朝食をしっかり摂ることで体温が上昇し、体のリズムが整います。朝食を食べるだけで成績が上がるとは言い切れませんが、朝食を食べる習慣があり、生活リズムがしっかりしている子どものほうが、勉強の習慣も身に付きやすいということではないでしょうか。
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